菓祖 中島神社
お菓子の神様を
お祀りした神社
中島神社は、昭和29年(1954)に現在の兵庫県豊岡市の中嶋神社から勧請され、お菓子の神様である田道間守命(たじまもりのみこと)をお祀りしています。
古事記や日本書紀によれば、田道間守命は垂仁天皇の命を受けて、歳をとらず長生きできる「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を求めて、海を渡ります。しかしようやくその実を持ち帰った時には、天皇は既にお亡くなりになっており、田道間守命はおおいに嘆き悲しんだと伝えられています。この実は、橘であると言われています。
御社殿のかたわらには橘があり、冬には黄色く小さな実をつけます。毎年春と秋には大祭を執り行い、多くの九州の菓子業界の皆様にご参列いただいております。